。゚+蜜月+゚。
真実の形
ミリアが目を開けると目の前にはディクスの顔。
黒くて綺麗な髪が顔にかかっていた。
・・・・・。
ミリアはただディクスの顔を見つめていた。
「・・・」
「ミリア、俺をそんなに見て楽しいか?」
いきなりディクスの紅い目が開いた。
「きゃっ・・・・、ディクス様おはようございます・・・」
「答えになっていない」
透き通るような紅い目にはミリアがうつっていた。
ミリアはディクスに両手を掴まれて動けない。
「・・・・ディクス様が綺麗だったので・・・・」
ミリアは小さい声で言った。
すると、部屋の扉が開いた。
「ディクスおはよーう♪」