。゚+蜜月+゚。






しばらくすると、部屋の扉が開いた。




「ミリア、もういいぞ」




ディクスの声がした。




ミリアは安心感から涙が一筋頬を伝った。




「ミリア・・・・!?どうした!?」




「いぇ・・・大丈夫です・・・」




ミリアはディクスの少し後ろについて歩いた。




ディクスの部屋に戻るとお菓子があった。




「ミリアは菓子は好きか?」




「はい・・・、好きです」




「そうか、トイが女は甘いものが好きと言っていたが本当なのだな・・・」




ディクスがひとつお菓子を手にとる。




しばらくお菓子をながめた。




「ミリア、」




呼ばれて返事をしようとしたミリアの口の中に、ディクスがお菓子をいれた。



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