。゚+蜜月+゚。



モグモグと食べるミリア。




「・・・ぉいしい・・・」




ミリアが一言言うとディクスが嬉しそうに少し笑う。




「そうか、それは良かった」




ミリアは初めて見るディクスの顔に見とれてしまった。




紅い目が優しくミリアをうつしている。




ミリアは顔があたたかくなるのを感じた。




「・・・?どうしたミリア?」




「ぃえ・・・」




ミリアはまたひとつお菓子をとって食べてみた。




甘い。




「ディクス様はお食べにならないのですか?」




ミリアがディクスにひとつお菓子を差し出した。




するとディクスは、お菓子を食べてミリアの指を舐めた。




「・・・ディクス様・・・?」



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