。゚+蜜月+゚。



ミリアの顎をクイッと持ち上げると唇を落とした。




「・・・んく・・・・んん・・・」




甘い舌が入る。




お菓子のように甘い。




ミリアは自然とディクスの服を掴んでいた。




「ぷは・・・ん・・・」




息を吸わせてくれたかと思うとまた口を塞がれる。




ミリアはそんな甘さに酔っていた。




目がとろんとしてディクスをうつす。




ミリアからも求めたくなるような甘さ。




「甘・・・・」




ディクスは唇を離すと、紅茶を飲んだ。




「・・・・」




ミリアはまだポーとしていた。




「ミリア、」




「ディクス様・・・・?」




ディクスがミリアに紫の石のペンダントを渡した。



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