。゚+蜜月+゚。



私はディクス様が好きだから・・・・。




心の中でそう続けた。




「・・・・」




ディクスは無言のまま、部屋を出た。




ミリアはペンダントをにぎりしめた。




「・・・」




透き通るような紫色。




「・・・・きれぃ・・・・」




それからミリアはいつも肌身離さず身につけていた。




ディクスからもらえたペンダントだから嬉しいのだ。




ミリアの中でのディクスへの思いは強くなるばかりだった。




ディクスに自分の気持ちが届くことはないけれど、




ディクスと一緒にいれることが嬉しかった。




前よりも会話もあってミリアは笑顔を見せる機会が多くなっていた。



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