。゚+蜜月+゚。
そんなある日。
ガシャン・・・・!!!
ミリアの部屋の窓が割れた。
「きゃっ!!??」
ミリアはしゃがみ込む。
ドサっと床に転がる何か。
「ぇ・・・・」
転がったのはディクス。
「ディクス様っ・・・・・!!!!?」
駆け寄ると荒い息が聞こえる。
べったりと血が床についている。
「ミリア・・・危険だ・・・お前・・・」
「そなたがミリアか?」
声のするほうを向くと、ディスクとは正反対の全身が白でまとわれている者がいた。
「・・・・美しい・・・実に美しい・・・」
ミリアに近づいてくる。
「ドルト・・・ってめぇ・・・」
ディスクがヨロヨロと立ち上がる。