。゚+蜜月+゚。
「具合でも悪いか?」
「いぇ、大丈夫です」
ミリアの欲は健気だが、ディクスの言葉に従うミリアは、言えなかった。
「では、なぜだ?」
「何でもないです」
いくら聞いても、何も言わないミリアにディクスはイライラしてきた。
ミリアの口数も減る。
痺れを切らしたディクスは、ミリアをソファーに押し倒していた。
「何かあるのだろう?言え。」
命令口調に、細められた目。
いつもと違う声。
怒っているディクス。
ミリアは怖さから震えていた。
「言わない気か?」
ディクスは不気味に笑う。
ミリアの目には今にも溢れそうな涙が貯まっていた。