。゚+蜜月+゚。
「特殊・・・?」
「その女を喰えば不死になれるのです。」
国王の顔が青ざめた。
「く、喰らう!!?」
「ご安心を、俺はそれを望んでいません。」
国王は男の要求を飲まずに、男を追い返した。
妖魔のことなど信用できん!
国王はそう思った。
「お父様?」
「おぉ、ミリア。どうしたのだ?」
ミリアは美しい金髪の髪をなびかせながら、言った。
「お客様はどなただったの?」
ミリアは性格も物静かで、おっとりとしていた。
ミリアこそが、容姿端麗の姫なのだ。
「ああ、お帰りになったよ。」
あんな男になど、ミリアはやらん。
「それより、明日のパーティーに何か欲しいものはあるか?」
明日は、ミリアの17の誕生パーティーだ。