。゚+蜜月+゚。



そして次の日。




ディクスはミリアにペンダントをさせた。




前に壊れたから作り直したのだ。




トイが黒い翼を広げてやってくる。




「じゃぁ、行こうか」




トイが猫のマリーを抱き上げる。




「しっかり掴まっていろ?」




「はぃ」




ディクスに抱き上げられたミリア。




フワリと宙に浮く。




「・・・・」




空高く上がるとミリアはディクスに掴まる力を強めた。




「どうした?寒いか?」




「いぇ・・・・」




「それではなんだ」




「・・・高いのが怖いです・・・」




するとクスクスと笑うディクス。




「落ちはしない。大丈夫だ」




「はぃ・・・」



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