。゚+蜜月+゚。



「堕ちた妖魔どもか・・・・」




ディクスは構わず進み。




震えるミリアにディクスは言う。




「大丈夫だ。」




ディクスのマントが大きく揺れた。




強い風に妖魔は壁に打ち付けられてドンドンと消えていく。




「ディクス、カッコイイーー☆」




トイが上機嫌でディクスに絡まる。




「うるさい。」




トイのじゃれつきを払いながら進むディクス。




その後は何もなく王の居る広間に着いた。




広間の前の大きな扉が重たい音をたてて開いた。




「・・・・」





「良く来たな諸君。」




少し大きめの角が頭から生えた人がそう言う。




「・・・・・」




ディクスは何も返さない。



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