。゚+蜜月+゚。



部屋の中には、たくさんの妖魔の召し使い。




「・・・・・」




ミリアはカタカタと震えていた。




「ミリア、大丈夫だ。」




ディクスの声に少し安心するミリア。




「その姫が特別な人間か・・・。確かに甘いいい香りだ。喉が渇くな。」




「・・・王よ、はやく話しをしてくれ」




ディクスが王に向かっていう。




王はピクっと眉を動かした。




「・・・よかろう、」




すると、召し使いの全員が持っていた剣を一斉に抜いてディクス達に向けた。




ディクスはその様子を冷たい目で見た。




トイとマリーも動じない。




ミリアだけがカタカタと震えていた。




王は愉快そうに笑う。



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