。゚+蜜月+゚。
「だが、白妖魔の「あなた?」
王が話している途中、傍に綺麗な女がやってきた。
人間なのかしら・・・・?
その女には尖った耳も角も羽も生えていなかった。
「アリア・・・ここには入るなと言っただろ」
「・・・ふふ・・・あなたが私にここに入るなと言う時は大抵私が許さないことをするわ。それに・・・」
女の視線は静かにミリアにうつる。
目が合うとビクッと震えてディクスにしがみつくミリア。
「まぁ・・・震えているわ、かわいそうに・・・あの子は私と同じ人間なのでしょう?」
え・・・・??
ミリアは人間という言葉に顔をあげた。
するとディクスがミリアに呟く。
「あれは王の妻、王女のアリアという人間だ。」