。゚+蜜月+゚。
「・・・ミ・・・リア・・・泣かないでくれ・・・・」
風がおさまり、辺りには物が散乱していた。
「ディクス様・・・良かった・・・」
ミリアはギュゥとディクスに抱き着いた。
「怖い思いをさせてしまった・・・・すまない・・・」
その様子をポカンと見ていた王に王女が言った。
「ふふふ、あなた、あの子をさらったら首が飛ぶわ」
いくら王でもあんなに強い力には敵わない。
「・・・・」
王女はミリアの元に歩く。
「姫君様?」
ミリアは声をかけられ振り向く。
王女はニコッと笑う。
「可愛いらしい姫様ね、お名前は?」
「ミリアです・・・・」
「まぁ、私と似ているわね。私はアリアよ」
「アリア様・・・・?」