。゚+蜜月+゚。
ミリアにニコリと笑いかけるとディクスを見た。
「自分の力くらい制御しなさい?それと帰っていいわよ。王には私が言うから」
優雅に喋るとアリアは王の元に歩いていく。
「・・・アリア王女、礼を言う」
ディクスはそう言うとミリアを抱き上げた。
「アリア様・・・・ありがとうございます・・・!」
ミリアが言うとアリアは振り向いた。
「今度一緒にお茶をしましょう?」
「はい、喜んで」
ミリアがそう言うとディクスは割れた大きな窓から飛んだ。
「いやー、アリア王女のおかげだね」
トイが笑いながら言う。
ディクスは無言のまま飛び続けた。
屋敷につくと、トイとマリーを無視してミリアを連れて自室に戻った。