。゚+蜜月+゚。



ミリアは床に倒れ込む。




誰も来てくれない。




私はこのまま死んでいくのかしら・・・・・。




バン!!!!!




耳が痛くなるくらい大きな音をたてて扉が開いた。




「ミリア!!!!??」




久しぶりに聞く声。




「ディクス様・・・・」




ディクスは慌ててミリアを抱き上げた。




「やっと・・・会えた・・・・・」




ミリアの言葉にディクスは顔をしかめた。




「ミリア・・・・その脚は自分でやったのか・・・・?」




「・・・・はぃ・・・・ディクス様に会いたくて・・・・」




パシン・・・・と渇いた音とともにミリアは頬に痛みを感じた。




・・・・・ディクス様に叩かれた・・・・・?



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