。゚+蜜月+゚。
「何着かミリアに合うドレスを選んでくれ」
「畏まりました」
ディクスが言うとスタッフが頭をさげる。
手際よくドレスを選ぶスタッフ。
黒に緑、紅、紫・・・色んな色のドレスがミリアの前に並ぶ。
「どれがお気に召しますか?」
「・・・ぇ・・・と・・・・」
黒はディクス様て合うけれど・・・私に似合うかしら・・・・。
その他の色もどぎつい色しかない。
ミリアは悩んだ、どれも全て似合わない気がしていた。
ディクスはしばらくするとミリアから離れて店内を歩く。
・・・・ディクス様・・・・?
ミリアは離れていくディクスを目でチラチラと見た。
悩んでも悩んでも決まらない。
そんな時、ディクスが戻ってきた。