。゚+蜜月+゚。
屋敷に帰るとグッタリと疲れていた。
ディクスがシャワーのうちにミリアはアネモネの紅い花で指輪を作る。
「・・・・」
少ししてディクスがシャワーから帰ると部屋が静まり帰っていた。
ボタボタと水の滴る髪をタオルでふきながら部屋を見回す。
ミリアがソファーにいた。
近づくと寝息が聞こえた。
ミリアの前の机にはアネモネの紅い指輪がのっていた。
思わず顔が緩むディクス。
「・・・」
ミリアを抱き上げてベッドに寝かせた。
口に触れるだけのキスをしてディクスは笑った。
するとミリアの目が開いた。
「・・・・ぁれ?」
「起こしてしまったか?」