。゚+蜜月+゚。
クスリと笑ってミリアの頭を撫でる。
「ディクス様、指輪作ったのですが・・・」
キョロキョロと辺りを見回すミリア。
「もう閉まった。なくなったら大変だからな」
そう言うとミリアを抱き上げたディクス。
ミリアはニコリと笑う。
「ディクス様の瞳の紅は綺麗ですね」
「そうか?」
ディクスはミリアを抱き上げたまま廊下に出た。
「はぃ、とても」
「俺はそんなことよりミリアが居ればいい。愛してるぞ」
その言葉に頬を紅く染めるミリア。
小さく口を開いてディクスを見つめた。
「私はディクス様がいなければ生きていけません。」
そう言ってディクスを抱きしめるミリア。