。゚+蜜月+゚。
「ミリア様、緊張なさってる?」
「・・・はぃ、でもディクス様がいるので大丈夫です」
ニコッと笑うミリアにアリアは安心した。
「ミリア、行くぞ」
「はい」
話し終わったのかディクスがミリアに言った。
きらびやかな広間にはたくさんの妖魔がいる。
口が裂けていたり、耳が尖んがっていたり。
ディクスはミリアとソファーに座った。
トイもつられて座る。
「お飲み物はいかがですか?」
飲み物を運んできた妖魔。
紅い液体。
前にディクス様が飲んでいたものかしら?
ディクスとトイは紅い液体を手にとる。
ミリアはシュワシュワとしたピンクの飲み物を渡された。