。゚+蜜月+゚。



「なんだそれは、」




ディクスが不審な目で液体を見た。




「アリア様に言われミリア様にはこれを」




するとディクスがミリアの持っていた飲み物を少し飲んだ。




「大丈夫だな」




そう言ってミリアに返した。




コクコクと飲み物を飲むミリア。




「・・・美味しい・・・」




飲むにつれて頭がポーとしてきたミリア。




「ミリア、トイと挨拶をしてくる一緒にこい」




位が自分より高い位置にいる者には自分から挨拶しに行かなくてはならない。




ミリアを立たせようとする。




「ディクス様・・・私待っています・・・」




ほんのり紅い頬のミリア。




ディクスは渋々とトイと歩いていく。



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