。゚+蜜月+゚。



「ミリア、俺は眠い」




そう言ってミリアの手を引く。




寝てしまうと、次に起きる時にはもうディクスはいない。




疲れているディクスに何も言えないミリアは一緒にベッドに入る。




ディクスはベッドに入るとミリアの腰に腕を回して抱きしめた。




ひとりで寝るの時とはだいぶ違う温かさに包まれるミリア。




ずっと今が続けばいいのに・・・・。




ディクスはもう眠っていた。




ミリアもディクスの胸に顔をもぐすと眠りについた。




・・・・
・・・
・・






「・・・・」




寝て起きれば、隣はいない。




ミリアは寂しかった。




毎回ディクスがいない時、泣いていた。




悲愴感に襲われる。



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