。゚+蜜月+゚。



一匹の言葉にミリアは顔を上げた。




「何故・・・?私は寒くないわ・・・・」




「ミリアサマ、オナカノナカ・・・アカチャンイル!!」




ヌリマの言葉にミリアは涙が止まる。




「・・・・赤ちゃん・・・・?」




「ナミダノカオリ、カワッタ!」




ピョンピョン跳ねるヌリマ。




確かに最近月経がこない。




ミリアはお腹に手をあてる。




「・・・赤ちゃん・・・赤ちゃんいるの・・・?」




「イル!!!」




ヌリマが言う。




子供がいるとしたら、ディクスとミリアの子になる。




ディクス様は・・・・許してくれる・・・?




私が・・・・赤ちゃんを育てられる・・・・?




いろんな不安が込み上げてきた。



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