。゚+蜜月+゚。



ディルがミリアの髪を引っ張る。




「ディル、ダメでしょ?」




「ミリアちゃんがお母さんになってる」




トイが言った。




ミリアは苦笑いをした。




「双子って大変で、疲れます」




「にしても、ディルもトニアもディクスとミリアちゃんにそっくり。髪の色が違うだけ。」




「そうですか?」




「うん☆性格も☆試してみる?」




「え?」




トイが立ち上がってミリアに近づく。




すると、空のグラスがトイに飛んだ。




パシッとトイは笑いながらグラスをとる。




「ね?ディルはディクスみたいだ」




ケラケラと笑うトイ。




「ディル・・・・」




ミリアは苦笑い。



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