。゚+蜜月+゚。
父様は母様以外に興味がない。
俺なんて何回不意打ちで攻撃しても、顔色変えずに何倍返しにもされた覚えしかない。
鬼畜・・・・。
口論が続いた末には父様が母様を消してしまった。
人間の暮らす世界にでも送ったのだろう。
機嫌が悪いのか父様は俺たちを無視して部屋から出た。
「お母様・・・?ディル、お母様は何処に行ったの?お母様は??」
母様大好きなトニアは俺の服を握った。
トニアは泣き出してしまった。
「めんどくせぇな・・・母様は飛ばされたんだよ」
「何処に・・・?」
「人間が住む世界」
「トニアも行くっ・・・・お母様に会いたいぃっ・・・・!!」
俺に抱き着いてくるトニア。