。゚+蜜月+゚。



「・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」




血を飲むのをやめたディクス。




ミリアを支えながら、猫を呼ぶ。




妖魔が次々と入ってくる。




いつもより紅い目のディクス。




「散れ。」




そうディクスが言うと妖魔は消える。




「ミリア、猫持て。」




ミリアが猫を持つとディクスがミリアを抱き上げた。




ディクスが廊下を歩く。




ミリアの知らない部屋に入った。




ベッドに投げられたミリア。




「ディクス様・・・・傷・・・治って・・・」




「お前が治した。」




そう言ってミリアの首筋にできた傷をなめるディクス。




ミリアは、いつもと違うディクスの対応に戸惑う。




黒猫はもう寝ている。



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