。゚+蜜月+゚。
「そうだな、ミリアはすぐに泣く」
お父様もお母様が大好きなんだ。
「お父様とお母様は仲良しがいいよ」
また頭を撫でられた。
「ミリアを迎えに行く」
そう言ってトニアは膝から降ろされた。
お父様が黒いマントを羽織る。
「トニア?すぐ帰ってくるから良い子にしてろ」
「うんっ!帰ってきたらまた本読んでっ!」
「あぁ、」
そう言ってお父様は消えた。
トニア、何でお父様が怖いなんて思ったんだろう。
全然怖くなかった。
ピョンとソファーからおりた。
お父様に読んでもらう本を探しに行こう。
ディルとトニアの部屋に行く。