。゚+蜜月+゚。



「では雪の降る国に行くぞ!!」




「な、何故ですか!?」




「雪が見たいからだ!!!」




ディクスの子供っぽい考えにミリアは笑みがこぼれた。




「旅行だ!!!」




ディクスの一言で旅行が決まった。




そして、次の日。




温かい服装をした二人は荷物を持って、雪の降る街にいた。




「・・・すごーい」




「ミリアのいた国では雪は降るのではなかったのか?」




「こんなに積もった雪は初めて見ました!!」




ディクスが雪を見たいて言ったのにディクスは興味がなさそうに雪を見つめた。




「はぁー・・・」




隣では息をはいて白くなるのを楽しんでいるミリア。




ディクスは顔が緩んだ。



< 354 / 406 >

この作品をシェア

pagetop