。゚+蜜月+゚。
「?」
シュッ!
トイに甘い香りの香水をかけられた。
トイはニコリと笑う。
「人間の香り消しだよ☆」
「ありがとうございます。」
「にゃー」
「マリー、あなたも来たの?」
マリーはミリアの方に乗る。
「ミリア、猫に名をつけたのか。」
ディクスの声に頷くミリア。
バサッと翼が生えるディクスとトイ。
真っ黒。
ミリアは改めて、自分とは違うんだと認識した。
「行くぞ、掴まっていろ」
「ひゃっ・・・・!」
ディクスにお姫様だっこされたミリア。
空には、色んな妖魔。
ミリアはディクスに捕まる腕の力を強めた。