。゚+蜜月+゚。



・・・・
・・・
・・





その後ドドはディクスたちの住む世界に帰った。




誰もいない屋敷はお化け屋敷のように不気味だった。




「ディクス様・・・・」




「・・・」




ミリアの声にディクスは顔を向けた。




ミリアの小さい手がディクスの服を掴む。




「・・・今朝は本当にごめんなさい・・・・ディクス様は、私を危険なめに合わせないために言ってくれたのに・・・・分からず屋なんて・・・」




申し訳なさそうに言うミリアにディクスは笑う。




フワリとミリアを抱き上げるとディクスはミリアを見つめた。




「ミリアは優し過ぎる。誰に対しても・・・。」




そう言うとミリアの唇を舌で舐める。




「ひゃっ・・・・!?」



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