。゚+蜜月+゚。
冗談半分で言うディクス。
「そ・・・それは・・・ディクス様っ・・・」
ミリアはベッドの布団で顔を隠した。
「可愛い・・・」
ディクスがミリアを布団から出した。
「抱かないから安心しろ」
「ぇ・・・」
ミリアが少し落ち込むようにディクスを見た。
「?」
「・・・・」
「抱いてほしいのか?」
顔が紅くなるミリアを見てディクスは笑った。
「そうか、抱いてほしいのか」
「・・・・ディクス様・・・」
ミリアはディクスに抱き着いた。
ディクスは笑う。
「風邪が治ったら存分に抱いてやる」
「・・・ディクス様・・・愛しています・・・」
ミリアがいきなり小声で言った。