。゚+蜜月+゚。



冗談半分で言うディクス。




「そ・・・それは・・・ディクス様っ・・・」




ミリアはベッドの布団で顔を隠した。




「可愛い・・・」




ディクスがミリアを布団から出した。




「抱かないから安心しろ」




「ぇ・・・」




ミリアが少し落ち込むようにディクスを見た。




「?」




「・・・・」




「抱いてほしいのか?」




顔が紅くなるミリアを見てディクスは笑った。




「そうか、抱いてほしいのか」




「・・・・ディクス様・・・」




ミリアはディクスに抱き着いた。



ディクスは笑う。




「風邪が治ったら存分に抱いてやる」




「・・・ディクス様・・・愛しています・・・」




ミリアがいきなり小声で言った。



< 402 / 406 >

この作品をシェア

pagetop