。゚+蜜月+゚。
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気がついたら、あの後、ミリアと一緒に寝ていたようだ。
深く眠ることがなかった俺が、ミリアと寝ると深く眠れるようになっていた。
目を開けるとミリアの寝顔が見えた。
柔らかい金色の髪が顔にかかっている。
俺はその髪を後ろに手でながす。
「・・・ん・・・」
ミリアの青い瞳が開いた。
「起こしたか・・・?」
頭を撫でてやる。
「いぇ・・・・」
ミリアは笑顔で俺を見た。
昨日より顔色がいい。
「熱は下がったか?」
「はぃ。もう頭も痛くありません」
良かった。
俺はミリアを抱き上げる。
「ディクス様・・・歩けます・・・・」