。゚+蜜月+゚。



私なんていらなくなったのかしら・・・・。




寂しい。




まだ17歳のミリアには辛い毎日。




すると、妖魔がミリアに近づいてきた。




城の中の雇われている妖魔。




「・・・貴方は誰・・・・?」




話しかけても、かえしてくれない。




私は・・・・。




涙がポロポロ。




ディクス様とお話しがしたい。




噛み付かれた跡がある首筋。




汚れたドレス。




なのにミリアは美しい。




妖魔が悲鳴を上げて消えた。




後ろからは靴の音。




振り返るとディクスがいた。




「・・・・ディクス様・・・・」




ミリアは立ち上がりディクスに恐る恐る近づく。




そうしたら、ディクスはミリアを睨んだ。




ミリアはビクリと怯えた。



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