。゚+蜜月+゚。
ミリアは寂しくてしかたがないのに、ディクスにはそれが伝わらない。
ミリアを抱き上げると、ミリアの部屋にまた投げ込む。
「・・・ディクス様・・・・ディクス様と・・・・お話しがしたいです・・・・」
ミリアが泣きながら言った。
ディクスは、ミリアを見下ろす。
「お前と話すことなどない。」
ミリアは目を大きく見開いた。
ディクス様は・・・・私と話すことなんかない・・・・。
大粒の涙がミリアの顔を濡らした。
ディクスは何も言わないで部屋のドアを閉めた。
するとミリアは震える手でテラスの扉に手をかけた。
寂しい。
寂しい。
マリーやトイは・・・・?
みんな・・・・私と話すことなんてないのかしら。
「お話ししましょう・・・?」