。゚+蜜月+゚。



「た・・・喰べないで・・・・。」




ミリアは震えながら言った。




ディクスは荒々しくミリアの唇を塞ぐ。




「っんん・・・・っふ・・・・んぅ・・・」




ミリアは苦しいキスに堪える。




息が出来ないくらいに激しい。




頭がクラッとした。




ディクスはミリアとのキスを終えると、何も言わずに地下牢から出ていく。




ミリアは、キスされた唇を触る。




ディクスのキスの意味は何なのか、ミリアは知らない。




「・・・・ふぇ・・・・」




目から涙が零れた。




地下牢は寒い。




風がどこからか入ってきているからだ。




「コホ・・・」




もともと強くない身体のミリア。




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