。゚+蜜月+゚。
ミリアがベッドから降りて追おうとする。
「・・・きゃっ・・・・!」
しかし、ミリアは何かに躓いて転んでしまった。
「っふ・・・・えぐっ・・・・」
転んだまま泣いていたミリアはフワリと身体が浮く感覚がした。
「・・・・ディクス様・・・・?」
なんとなく、ディクス様のような感じがした。
「・・・・ミリア・・・・」
ディクスだった。
ディクスはミリアに否定されなかった安心感でミリアを抱きしめた。
「・・・ディクス様・・・・」
「すまなかった・・・・ミリアは喰わない。これは絶対だ」
・・・・。
ディクス様の優しくなった理由は・・・・なんなのですか・・・・。
私はカレン様じゃない・・・・。
私はミリアです・・・・。