君のいる未来

「結人君来たね」



「ええ。」



「今日は突然春ちゃん呼んだからかねー」



意味不明な言葉を言いながらコーヒーを淹れるおじいさん



「春ちゃん休みの時しか来ないよ結人君」



「一応気使ってるんですね結人なりに」



ふんと鼻で笑うとおじいさんが優しく笑いながらコーヒーを差し出した



「お待たせしました」



「ハル、今日休みじゃなかったの」



「呼び出されたのよ。じゃごゆっくり」



クルッと後ろを向くと首をポリポリと２、３回掻いた