秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


美央もあたし同様、首を傾げる。


なんで先輩があたしを?




「美央……?」


「清嘉…会長は案外手強いね。」



ボソッと聞こえた声に、頷いた。



とにかく、お昼ご飯食べよう。

今は1時。急がなきゃ。




「美央、ファミレスいこ!!」


「うん。あたしハンバーグ食べよっ♪」



ちょっとだけ早足で、ファミレスに行った。



いきなりの呼び出しで驚いたけど

先輩に早く会いたかった。




「清嘉、またオレンジジュース?」



ドリンクバーを頼んで、オレンジジュースを入れると

美央にそんなことを言われた。




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