秘密事は図書室で~甘い会長の罠~
「…ありがとう。でも、もらっていいの?」
「もちろん!!
使ってくれる人がいてよかったぁ*」
ニコニコ笑顔の麻美ちゃんに、こっちまで心が温かくなる。
このグロスは、快くもらっておこう。
可愛い色だし。
「よかったね、清嘉。」
「うん!!!」
「清嘉ちゃん、それつけて会長のライブに行くといいよっ♪」
麻美ちゃんの提案に、美央も頷く。
そうかな??
「麻美ちゃんは行かないの?」
「あたしは彼氏とデート
だから、清嘉ちゃんも楽しんできてね??
じゃ、あたし行くねっ!!」
バイバーイと元気に手を振りながら、麻美ちゃんは走って去っていった。
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