秘密事は図書室で~甘い会長の罠~
麻美ちゃんがいなくなったあと、美央にメイクと髪を整えてもらうことに。
「麻美は、あたしと同じ小学校だったんだよね。
天然で鈍感だけど、いいヤツだからさ。わかってあげて?」
美央は、あたしの結んでいた髪を解いて梳かしながら、そんなことを言い出した。
麻美ちゃんのこと、わかってるよ??
心配しなくても、あの子となら仲良くできる気がするの。
「大丈夫、麻美ちゃんとは仲良くできるよ。」
「そう?ならよかった。」
美央はいつもあたしのことを考えてくれる。
本当に本当に大切な親友。
美央があたしを見て微笑むから、あたしも負けないくらいの笑顔を返した。
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