秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


先輩のライブは2時半から。


美央に全てやってもらって、終わったのは1時半。

まだ時間がある…………って。




「ね、ねぇ美央!!」


「なに?」



今度は自分の髪をやってる美央に、さっきのことを報告してみると…




「はあぁ!?なんでそんなことになってんのよ!!?」


「っぁ、あたしにも…よく……」




ライブまでのあと約一時間。

その間に、神崎先輩のクラスに行かないと……


約束したし…




「美央っ…あたし、行く勇気ないよ…」


「何弱気なってんの!!!
さっきもらったグロスも塗ったし…清嘉は十分すぎるほど可愛いんだからね!?

それに先輩から誘ってくれたんでしょ?自信もちなさいよ!!」




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