秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


先輩はフッと笑うと、あたしの前に立って

スッと手を伸ばした。



反射的に目を瞑る。




「……中川さんは、眼鏡外しても可愛いよ。」


「うぇ…?」




そう言って、眼鏡をとられた。


っ!!!///



なんとなくぼやける視界の中

先輩の眩しいオーラがはっきりと映り込む。



は、恥ずかしいっ……




「ちょっ……先輩っ!!!///」


「まぁ、眼鏡してても可愛いけどね?」


「っっ!!!!///」




クスッと笑いながら、また眼鏡を戻す。



……あたし

溶けてしまいそうです。





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