秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


図書室の前に来た。

電気がついてるから、もう先輩が来てるのかな。



ドアに手をかけたとき………



「ずっと…好きだったの……」



中から、女の子の声がした。

この声…聞いたことある…?


誰だか分からないけど…これって告白の現場!!?



ヤバい と思ったものの、足が固まってしまって動かない。


なんで…?



「ずっと…好きだったの…
でも、幼なじみの関係が壊れると思ったら…怖くて…」



幼なじみ?

てゆうか、神崎先輩は中にいないのかな?


もしかして、隠れてる、とか?


必死に机の下に隠れる先輩を想像して笑ったとき……




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