秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


この辺りには大きな図書館があるから、放課後はいつも誰もいないんだ。


…誰もいないおかげで、ここで先輩と会えるんだけどね。



「清嘉ちゃん

って呼んでんの?」


「へ?うん。」



あたしが座ってるカウンターに椅子を持ってきて座る弥斗先輩。


っ、ち、近いぃい!!!///



近いといってもカウンター越し。


ただ、先輩にまだまだ慣れないあたしは簡単にドキドキしてしまう。




「…やっぱり、まだ可愛いな。
色々と手加減してやれよ?」



副会長は先輩の肩を叩いて、図書室を後にした。


…なんで来たんだろう??




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