秘密事は図書室で~甘い会長の罠~
そして……
「ようこそ。早かったね?」
「えっ…きゃっ!!///」
後ろからギュッとお腹に腕が回ってきた。
ふわりと漂う、嗅いだことのある香り。
「っせ、先輩っ……!!!///」
近いですっ…!!///
背中に当たる固い胸とか、お腹に回るたくましい腕とか……
色んなところに男らしさを感じてしまう。
キュンキュン高鳴る胸。
ドキドキ跳ねる心臓。
……てゆうか、お嬢様先輩(?)がいるのに!!
チラッと見てみると、ニヤニヤとあたしたちを見ていた。
た、助けてください!!!
なんとか先輩に離してもらえたのは、数分後の出来事だった。
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