秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


そして……



「ようこそ。早かったね?」


「えっ…きゃっ!!///」



後ろからギュッとお腹に腕が回ってきた。

ふわりと漂う、嗅いだことのある香り。




「っせ、先輩っ……!!!///」



近いですっ…!!///


背中に当たる固い胸とか、お腹に回るたくましい腕とか……

色んなところに男らしさを感じてしまう。



キュンキュン高鳴る胸。

ドキドキ跳ねる心臓。



……てゆうか、お嬢様先輩(?)がいるのに!!

チラッと見てみると、ニヤニヤとあたしたちを見ていた。


た、助けてください!!!


なんとか先輩に離してもらえたのは、数分後の出来事だった。




.
< 448 / 507 >

この作品をシェア

pagetop