秘密事は図書室で~甘い会長の罠~
それから色んなことを話してくれた。
弥斗先輩だけは、もう仕事がなかったらしい。
〜〜〜〜
「さぁ、帰ろうか。」
「は、はぃ……」
ニコッと微笑んで…左手を差し出す弥斗先輩。
て、手を繋ぐんですか!!?///
「ほら、早く。繋ぐのイヤ?」
シュンとした瞳を向けてくる。
イヤ、な、ワケ……
「…イヤなワケないです。
ちょっと恥ずかしくて……」
そう言ってから、先輩の大きくて華奢で長くて…とにかく綺麗な手を握った。
笹木先輩と新島先輩は帰ってしまっていて、副会長と先輩の3人の生徒会室。
みんなの前じゃなくてよかった。
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