秘密事は図書室で~甘い会長の罠~
「やっぱりそう思った?
ちょっと曖昧な感じでさぁ…」
「続編もありそうな…」
「そうそう!!
俺的に、たぶん続編も出ると思うんだよね。」
不思議。
先輩と、同じ話題で盛り上がってるなんて……
いつもと違う眼鏡の奥に見える瞳は、この前よりもっと優しく感じた。
そんな笑顔を見せられたら
好き になっちゃいます。
「それにしても。
中川さんとこんなに話が合うなんて、もっと人見知りしそうな感じだったから、意外だな。」
「えっ……」
ニコッと笑って首を傾げる先輩は、そんな風に言ってくれた。
…先輩も、話が合う って思ってくれたんですか?
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