秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


今まで図書委員をやってきたけどこんなことはなかった。


もしかして…



「届いた本の数がめちゃくちゃ多い…とか?
放課後までやれって言われたら困るなぁ…」


「あぁ、確かに。
あの副会長だもん。

生徒会長と違って偉そうだし…」




副会長は、ちょっと怖くて…

茶髪の髪がすごく目立ってる。



だから、逆らえないんだよね。

先輩だし。




「…はぁ……早く行った方がいいよね…」


「うん。お弁当持っていけば?」


「そうする。なんかごめんね?」




美央に謝ってから、食べかけのお弁当を持って図書室に向かった。




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