恋色の片思い
ボーッとしてても意味ないか。

そう思いいそいそでていった。

外には4、5人いて正直一瞬怯んだ。

「おそい。」

それだけ言われ沈黙が続いく。

「何の用」

私は空気に堪えられなくなり口を開いた。

「何の用?ははは!!!笑わせないでよ〜」

「…は?」

「勝。重傷らしいじゃーん?」

「…」

こいつら何も知らない。

もし、勝が死んだって言ったらどうなるんだろう。
どうしよう。
勝…。

「歩言い方きついよ。そんなんじゃ答えずらいじゃん。あかりちゃん。聞いてる?勝君重傷なんだよね?」
あの女歩っていうんだ。

私は隠すこともないと思い本当のことをいった。

「はあ?何!?嘘もほどほどにしろよ!!!!?勝はお前に遊ばれて一生を終えたのかよ!!なあ!!?なあ??!」

「嘘じゃない。本当よ。しかも、その通りだし。」

どうしてだろう。

やっぱり悲しくない。

こいつらが怖くもなくなってきた。

やばい。頭に血上ってるや…

「その通り??ふざけんなよ!!お前葬式でんな!!きもいきもい!!!!!!!!あああああ!!!!勝ー!!!!あー!!!!」

うるさい。
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい

金切り声を上げるな。

勝って何だよ

勝?

しょ…う?

誰だっけ

「葬式なんてでねーよ。黙れ厚化粧ばばあ。脳内は勝って奴だけかよ。お前らは勉強してろ。べ・ん・きょ・う!!あ。馬鹿すぎて勉強の仕方もわかんないってか!?きゃははははは!!!!!」


バチンッッッッ


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