距離は遠とし。




その日まで、君に恥じない人生を送るから



「あっ―!こんなとこにいたっ」



「げっ」



「屋根なんて汚いから登るのはやめなさい!」



「はいはい」



「全く!ミミちゃんが見てたら笑われちゃうわよ」



「見てるよ」



「え?」



「あいつはずっと俺を見ていてくれるよ」




俺を暖かく見守っていてくれよ。





愛しい君の笑顔とともに。






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