letter -last love-


 一体、何時間喋ったのか
 窓の外は薄く青み架かっていた

 「ねぇねぇ明希さんっ」
 『ど−した?』
 「外、とっても綺麗だよ」
 『あっ、本当だな♪』

 本当、綺麗な空だなぁ…

 『じゃあそろそろ寝るわ』
 「あのっ…」

 もう、これっきりなの?
 明日から連絡取らないの?

 「…アドレスっ」
 『んっ、メールすっか』
 「本当に?」
 『まさか、嫌なのか?』
 「ち、違います!」

 電話を切った後、さっきの
 掲示板でサブアドレスを交換した

 また起きたらメールしよ♪
 この日私は明け方5時頃に眠りに就いた


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